薬剤師の歴史と医薬分業

薬剤師の歴史と医薬分業

古来、東洋では薬が医療の中心であり、医師と薬剤師という区別はありませんでした。ところが1240代の西洋では、
医師が薬局を持つことが法令で禁止されています。これが医薬分業のはじまりであり、薬剤師の起源とされています。

 

一説によると、医薬を分けて処方と調剤を分離することで自殺など、
自己の暗殺を防止する狙いがあったとされています。
このことは現在でも、医師による薬の出し過ぎや、患者の薬漬けの防止、処方間違いを防ぐため世界中でこの方法がとられています。

 

日本の場合ですが、古来よりある医薬同一の考え方での医療体制で、
医薬分業は行われていませんでした。これを近代化したのが、
1874年の「医制の公布」です。これは、ドイツの医療制度を参考にしたもので、
これにより医薬が分業されるようになり、薬剤師の原形が誕生しています。